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染織家Kumagai Keiunと、あまり知られていない二葉会グループによる30点のカラー木版画のアルバム。大日本人物誌-一名現代人名事書』(東京:白光社、1913年)の「く」の項の28頁にあるKeiunの略歴には、彼が今尾景年(1845-1924)に師事し、「図案双葉会」の創立者の一人であったことが記されている。慶雲は雲松堂とともに、1913年に「呉服内」、1914年に「大観」という2冊の図案集を制作したほか、京都図案会の機関誌「京図案」に個々の図案を掲載したことでも知られている。現在では、二代目景雲(1917年生まれ)の方が初代景雲よりも有名で、彼がデザインした友禅の着物は日本のオークションで高値で取引されている。作品のタイトルには第2巻またはシリーズと記されているが、OCLCや日本の主要なオンライン・データベースには、この巻や他の巻のタイトルの記録はなかった。
はつ衣の第2巻。東アジアの伝統的な製本様式(袋とじ)。函に少スレ、変色、上函左上に小シミ。下部見返しにシミと小さな欠損、上部にも小さな欠損。図版17に小穴。ほとんどの袋とじに割れ。葉の縁に軽いヤケ、図版に時折白いシミ。[15葉(番号なし)。37 x 25.2 cm。