東京・両国橋の賑やかな夜景を描いた3枚続きの一枚江戸両國すずみの図
江戸両國すずみの図
[菊川英山[画]
江戸(東京): 文化8年(1811)
東京・両国橋の賑やかな夜景を描いた三幅対のうち、一番右の一枚のみ。叡山(1787-1867)は、狩野派と四条派の画風を学び、19世紀初頭には美人画を数多く手がけた。人物の着物の深い紫色と黒い夜空が目を引く版画である。
三枚続きのうちの一番右の版画のみ。紙に小さなシワと汚れ。四隅と右下角にわずかな擦れ。裏面に和紙による補修2箇所。38.7 x 26.5 cm。
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