秋の様子を描いた原田圭岳の一枚摺物一枚
摺物一枚
原田圭岳(はらだ・けいがく)[署名・捺印:楷書]
江戸時代後期(1840-50年代)頃
川と紅葉、苔に覆われた岩を描かれた秋の季節の摺物。作者の原田圭岳(1803-1885)は、京都で四条派の岡本豊彦(1773-1845)に、江戸で鈴木南嶺(1775-1844)に絵を学んだ。
摺物1点、完品。折れ、時折跡。褐色、薄汚れ、一般的な摩耗。両端が切り取られている。裏面中央折り目に和紙補修。極薄い和紙にマウントされていた可能性もある。34.9 x 54.1 cm。
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