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摺物一枚
[江戸(東京)][1845]
原田圭岳(1803-1885)の摺物で、鬼に扮した踊り子が蛇に出会う。舞楽「還城楽(げんじょうらく)」に登場するこの場面は、重要な薬草である蛇の発見を、踊り手が恍惚とした踊りで祝っている。圭岳は京都で四条派の岡本豊彦(1773-1845)に絵を学び、その後江戸で鈴木南嶺(1775-1844)に師事した。
摺物1点、完品。折れ、褐色、薄汚れ、跡。色顔料にごくわずかなにじみ。金属顔料にわずかな酸化。裏面中央折り目に和紙補修。非常に薄い和紙にも貼り付けている可能性があります。34.4 x 54.4 cm。