検索設定
文川畫譜 二編
関文川(画)
大阪: 安政2年(1855)
風景、人物、神話上の人物、鳥、花などを描いた関文川の二編。本書は木版刷りで、他の明治版(鮮やかなピンク色)に比べて落ち着いた色調であることから、初期の刷りであることがうかがえる。円山・四条派の重要な画家による美しいアルバム。
二編。東アジアの伝統的な製本様式(袋とじ)。表紙は擦れ、インク跡あり。大山題簽に欠け、擦れ、褐色、小さな虫穴、墨痕、折れ跡。19葉。22.1 x 15.7 cm。