US$580.00 | お問合せ | 購入する |
摺物アルバム
[歌川]国貞、[柴田]是真.[他] [画].
日本、江戸時代後期から明治時代初期(1820-70年代?)
江戸時代から明治時代にかけて制作された摺物34点を収録したアルバム。柴田是真(1807-1891)、歌川国貞(1786-1865)らの魚、鳥、猿、人物、物など、詩歌をテーマにした俳諧摺物も含まれる。また、高名な作家、十返舎一九(1765-1831)が書いた広告など、雑多な作品も含まれている。ある版画は、富本豊前之丞が女流歌人に「歌名」を授けることを告知している。その他にも、金属顔料や正絹摺りを用いたものがいくつかある。さらなる研究が望まれる興味深いコレクションである。
34点の摺物(複製1点を含む)が、非現代的なコンチェルティーナ折り(折丁)のアルバムに挟み込まれている。アルバムのサイズに合わせて折られた例もいくつかある。プリントにかなりの磨耗、褐色、シミ、折れ、時折虫食い、欠損、補修。アルバムのサイズは33.7 x 24.1 cm。最も小さいプリントは12 x 16.6 cm、最も大きいプリントは38.2 x 52 cm。