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賞罰天カラフル・吃驚懲面箱
服部萬亭、応賀(文)、河鍋暁斎(画)
東京: 山崎清七... [他]、明治8年(1875)
元所有者による2冊の暁斎応賀雑誌の合本。巻頭の「翔破天から降る」という題名は、「天から降る」と「彩天」の両方の意味を持つ。応賀はこの題名を気に入ったようで、明治19年(1886)には緒方月光(1859~1920)が挿絵を描いた同名の作品(『まんぷく天からふる』)を発表している。この物語の根底にあるメッセージは、芸術的な達成は実生活では役に立たず、その訓練は「乾いた野原で水泳の練習をする」のと同じような意味があるということのようだ。奥付には、『小説天からふる雑誌』が創刊号と記されているが、このタイトルで他の号は出版されていないようだ。この巻の第2号「びっくり長面箱」は、暁斎・応賀の「小説三箱」三部作の一部である。
東アジアの伝統的な製本様式(袋とじ)。全葉裏古文書。表紙に軽い変色と折れ。上包みに小口欠損。奥付に元所有者印。両号のリーフに時折小さな傷みと虫食い。 8葉。21.4 x 14.2 cm。