珍笑新誌

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珍笑新誌

野田千秋［編］；河鍋暁斎［画］．

東京： Kaichinsha, 明治11年（1878）。

滑稽雑誌『珍笑新誌』第2号。暁斎による木版巴絵。挿絵は「虎渓の三笑人」-詩人・陶淵明（365-427）、仏師・慧遠（334-416）、道士・陸修靜（406-477）-を描く。全8号が発行され、第2号には、雑誌の発行を祝して寄稿者から寄せられた数編の短編と儀式（祝詞）的な神道の祈りが記録されている。本文は活字体で、挿絵はない。。明治6～8年（1873～5年）のKyōsai-Ōga zasshiに似ているが、中本のサイズが小さいこと、挿絵がないこと、本文が活字印刷であることなどが大きく異なる。海外ではOCLCでも確認されていない。

2号。東アジアの伝統的な製本様式（袋とじ）。オリジナル・ラッパーに軽いスレと出版社のスタンプ。上包みの両端欠け。綴じ穴あり。葉の開口部下角に軽いシミ。内部に褐色と小さな傷み。9葉。17.4 x 11.7 cm。

# 240203-38

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