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「日達先生墨蹟」Kunii, [Seinosuke][絵];鈴木芙蓉[あとがき?
Hamura、文化10年(1813)。写本。
Kunii, [Seinosuke]による南画・文人画風の山水鳥獣図巻。Kunii, [Seinosuke](生没年不詳、姓Hamura、画号日達(?)は、新潟県芳賀村の富豪で、文人画家浦上春琴(1785-1846、画家・音楽家浦上玉堂(1745-1820)の子)に師事し、後に父の名器である秦琴をKuniiに譲った。あとがきは、文化10年(1813)、芙蓉62歳のとき、高名な画家・鈴木芙蓉が寄せたものと思われる。繊細に描かれた、さらなる研究が必要な巻物である。
一幅、完本。表紙はオリジナルと推定されるが、題簽は後に追加されたものと思われ、両方に欠損と亀裂がある。内側に褐色、折れ、軽い傷、虫食い、ごくわずかな欠損。約29.7x824cm。