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男女同権論[『男女同権論』]
ミル,ジョン・スチュアート[原文];深間内基[訳].
東京: 山中一兵、明治11年(1878)。
ジョン・スチュアート・ミル著『女性の従属』(1869年ロンドン初版)の日本語初訳。訳者の深間内基(1846-1901)は慶応義塾大学(現慶應義塾大学)で英語を学び、立志学舎(公民権運動の政治団体が設立した教育機関)で英語学を教え、トマス・ペインの『理性の時代』をはじめとする西洋の学術書を翻訳した。深間内の伝記に『男女同権論の男』がある: 深間内基と自由民権の時代』という伝記がある: 2007年に鈴木静子著『「男女同権論」の男 深間内基と自由民権の時代』が刊行された。後に川田四郎によって翻訳されたミルの著作は、「破壊的思想」を唱えたとして1910年に発禁処分となった。深間内の翻訳が出版された2年後の1880年、日本で初めて婦人参政権が認められた(ただし、特定の選挙区の持ち家に限る)。しかし、その4年後、参政権は取り消された。
フェミニズム雑誌『青鞜』が創刊される30年以上前に出版された、男女同権に関する著作の貴重な初期邦訳。OCLCでは日本以外では発見されていない。
洋装全1冊。オリジナルはクォーター・レザー・ボード、擦れ、擦れ、背に欠損。背にタイトルと訳者の金箔押し。角に打痕。函の溝にひび割れ。見返しに印とシールの残り。本文に少々小傷があるが、全体的に良好な状態。77, 58, [4] p. 17.8 x 12.5 cm.