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風流五雁金
歌川国貞[図]
東京 [文政11年頃-天保2年(1828-1831)]
歌川国貞(三代豊国、1786-1865)による、5人の美女を「五つ雁金(いつつかりがね)」に見立てたペンタティーク全集。登場人物の夏服に描かれたシンボルは、1702年に処刑され、後に侠客として文学に謳われたこの5人の無法者集団に関連している。登場人物の着物に施されたシーグリーンからディープブルーへの見事なボカシのグラデーションは、このセットのハイライトである。タイトル・パネルに異なる色が使われているのもいい感じだ。
5枚続き錦絵、完品。プリントに擦れ、汚れ、跡、折れ。四隅に欠損とピンホール、バソに補修。版画は和紙に裏打ちされている。各版画のサイズは約37.5×25cm。