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[木版印刷エフェメラのアルバム2冊]。
[イラストレーター不詳。]
[東京:三宅木版摺作舗、昭和中期頃(1950年代)]。
メニュー、招待状、広告、年賀状など、三宅木版店が東京のさまざまなクライアントのために木版印刷したエフェメラを2冊のアルバムに挟んだもの。いくつかの版画には、この会社の(主な)版元の名前が記されている: 三宅陽蔵である。そのために制作された広告の数を考えると、三宅の最高のクライアントのひとつは、有名なレストラン「松泉閣」であったに違いない。いくつかの版画には、遊び心のある折り込み部分がある。戦後間もない東京で活動していた小さな木版印刷会社の貴重な記録である。
主に木版画のエフェメラを集めたアルバム2冊。ボードに擦れ、ラッパーに浮き、四肢に擦れ。片方のアルバムの装丁は割れ、もう片方のアルバムの装丁は揺れ。ガターは少し斑。いくつかのプリントは緩んだり欠けたりしている。内部に時々褐色、跡、ヤケ、汚れ、破れ。木版印刷会社がデザインやタイポグラフィのアイデアを得るために使用したと思われる、新聞や雑誌の切り抜きが挟み込まれたアルバム(製本が割れている)付き。[ページなし。] 各巻のサイズは約25.6×18.9cm。